量子論的SPM像シミュレータ: DFTB


このページでは、量子論的SPM像シミュレータDFTBをご紹介致します。
各計算モードを示した項目にリンクが張られています。
そのリンクをたどると、その計算モードを使った計算例を見ることが出来ます。
各計算例には、使い方を示した動画やソフトウェアの使用手順を書いた書類が保管されています。
これらの資料を自由に使って、DFTBの使用の手助けとして下さい。

DFTBは、量子力学的な手法に基づいたシミュレーション計算を行います。
DFTBは、数値計算方法として、密度汎関数理論に基づく強束縛計算法を採用しています。
そのため、いわゆる第一原理計算法よりも、計算時間が大幅に短縮されています。
DFTBは、無機材料結晶表面、あるいは、金属基板上に置かれた有機化合物の、STMSTSAFMKPFM像シミュレーションに対応しています。
シミュレーション可能な、探針・試料の構成元素は以下の69種類で、事実上、あらゆる種類の無機・有機化合物のシミュレーションに対応しています。
H, Li, Be, B, C, N, O, F, Na, Mg, Al, Si, P, S, Cl, K, Ca, Sc, Ti, V, Cr, Mn, Fe, Co, Ni, Cu, Zn, Ga, Ge, As, Se, Br, Rb, Sr, Y, Zr, Nb, Mo, Tc, Ru, Rh, Pd, Ag, Cd, In, Sn, Sb, Te, I, Cs, La, Ce, Ba, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Yb, W, Re, Ir, Pt, Au, Hg, Pb, Bi, U


[計算モードの選択] DFTBには、以下の4種類の計算モードが用意されています。
以下のリストから、ご自分の目的に近いと思われるものを、お選びください。

[AFMモード](AFM)

原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscopy, AFM)を用いて周波数変調方式で走査したときの周波数シフト像をシミュレートします。

[KPFMモード](KPFM)

ケルビンプローブフォース顕微鏡(Kelvin Probe Force Microscopy, KPFM)の局所接触電位差像をシミュレートします。

[STMモード](STM)

走査型トンネル顕微鏡(Scanning Tunneling Microscopy, STM)のトンネル電流像をシミュレートします。

[STSモード](STS)

走査型トンネル分光(Scanning Tunneling Spectroscopy, STS)のトンネル電流分光をシミュレートします。

[ドキュメント類]

自分の目的に合った計算モードが見つからない場合は、こちらまでメールでご連絡ください。
なお、このメールには、お客様がどの箇所でつまづいたかを識別するための記号が、「件名」に挿入される仕組みとなっております。




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