DFTBは、量子力学的な手法に基づいたシミュレーション計算を行います。
DFTBは、数値計算方法として、
密度汎関数理論に基づく強束縛計算法を採用しています。
そのため、いわゆる第一原理計算法よりも、計算時間が大幅に短縮されています。
DFTBは、無機材料結晶表面、あるいは、金属基板上に置かれた有機化合物の、
STM、
STS、
AFM、
KPFM像シミュレーションに対応しています。
シミュレーション可能な、探針・試料の構成元素は以下の69種類で、事実上、あらゆる種類の無機・有機化合物のシミュレーションに対応しています。
H, Li, Be, B, C, N, O, F, Na, Mg, Al, Si, P, S, Cl, K, Ca, Sc, Ti, V, Cr, Mn, Fe, Co, Ni, Cu, Zn, Ga, Ge, As, Se, Br, Rb, Sr, Y, Zr, Nb, Mo, Tc, Ru, Rh, Pd, Ag, Cd, In, Sn, Sb, Te, I, Cs, La, Ce, Ba, Gd, Tb, Dy, Ho, Er, Tm, Yb, W, Re, Ir, Pt, Au, Hg, Pb, Bi, U