「実験データ画像処理プロセッサ」には、様々な画像処理機能が用意されています。

Analyzer実行動画

実験データの読み込み、基板面の傾き補正、および、立体表示機能
各メーカーのSPM実験装置から出力されたバイナリ形式の生の実験データを読み込み、基板面の傾斜を補正し、画像を立体表示します。
画像のフーリエ解析
SPM実験画像データをフーリエ解析し、特定の周波数成分を強調した図に変換します。
画像の高解像度化
Lanczos補間法によりSPM実験データ画像を高解像度化します。
ニューラルネットワーク学習法による像補正
ニューラルネットにより探針の描くSPM画像の特徴を学習し、この学習データを元に、探針によって生じたSPM画像のアーティファクトを除去します。
探針形状推定と探針影響除去
Blind Tip Reconstruction Methodにより、SPM実験データ画像から探針形状を推定し、この探針形状に関する情報を使って、オリジナルのSPM実験データ画像からアーティファクトを除去します。
画像の二値化
閾値を指定して、SPMデータ画像を白黒二値化します。
コントラスト調整機能
ガンマ補正により、SPMデータ画像に対してコントラスト調整を行います。
エッジ抽出機能
Sobelフィルタにより、SPMデータ画像に対してエッジ抽出できます。
ノイズ除去機能
メディアンフィルタ処理により、SPMデータ画像に対してノイズ除去できます。
断面図の表示
SPMデータ画像上に2点を指定して、その2点を結ぶ線分での断面図を表示します。
3点で指定される角度の計測
SPMデータ画像上において、3点A, B, Cを指定することにより、線分AB、線分BCの長さ、∠ABCの角度を測定します。