-当社の意識・気風-
- 経済的に成熟した社会では、研究の質を向上させ、商品に競争力を持たせる為に、
シミュレーションの分野でも「より複雑・立体的な、融合的なモデリング・アルゴリズム開発」と
「知識集約的な、手作りのシミュレーション」が求められています。
そこには、「シミュレーションのマエストロ」=「創造的な解析ソルバーを開発出来る熟知者」が要求され、
より事実へ・より真実へ近づいた結果を導く「改革されたシミュレータ」が必要になります。
当社はこの状況を "SCIENCE RENAISSANCE"
と位置づけ、「知識集約的手作りシミュレーション・マエストロ集団」を目指します。
この集団は,理学・工学系の博士・修士のスタッフが担います。
- 人間が創造性を発揮し、
社会に貢献する仕事が社会的・政治的に受容されるモデルを、私達はルネッサンス発祥の地フィレンツェの、
文芸・人間復興活動に観ています。ボッテチェリ・ダビンチ・ミケランジェロ達以下多数の創作活動を支えた要因は、
現実性を尊ぶフィレンツェ市民の気風がその土台にあり、ミケランジェロ達は自らの目で観察し、考える自然哲学者であった事と
彼らに活躍の舞台を提供したメジチ一族の存在と認識しています。当社はこれに倣い、
創造性を発揮する舞台の実現・提供を目指しています。
- コンピューター技術の発達と共に、
計算科学(仮想現実実験)が第3の科学として、各研究分野での諸現象を更に客観的に予測できる事が認識され、
社会の進歩に対し大いなる可能性を実感させる時代に私達はおります。
あたかも古代ギリシャ・ローマ彫刻に感動して、サンピエトロ寺院にあるピエタやシスティーナ礼拝堂にある最後の審判を
創作した様に、この仮想現実実験手法を次代のミケランジェロ達が観て、計算科学史にDNAとして刻み社会に貢献し続けて行きます事、
更には当社の知見が計算科学DNAとして、組込まれて行きます事を、シミュレーションに特化したシンクタンクとして、
大いに意識しております。
上の画像(The School of Athenes, Raffaello, 16c) は自由な気風をイメージして載せたものです
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