試料の選択
データ処理
特徴的な長さ 大気中・液中? 計算時間 ソルバー選択完了


SPMシミュレータ:試料の選択

このページでは、SPM実験で使用する材料の種類を選択して頂きます。
(1)高分子・ソフトマター、 (2)有機化合物、 (3)金属、半導体、無機化合物の結晶表面の、三種類の中から一つを選んで頂きます。
また、数値計算シミュレーションではなく、SPM実験画像データをデジタル処理したい場合は、このページの最後の「SPM画像デジタル処理」の項目を選択してください。

AFMやSTMなど実験手法が決まっている方は、こちらをクリックして下さい。それ以外の方は、このままこのページをご覧ください。

実験で使用する試料は、どのようなものですか?

材料の種類

観察手法

測定における特徴的な長さのオーダー

高分子・ソフトマター

AFM(原子間力顕微鏡)

[μm]オーダ

DNA、たんぱく質全般、コラーゲン、抗血管新生ペプチド、ゴム、粘性・表面張力を持った材料、HOPG基板上に置かれた有機材料

有機化合物

AFM(原子間力顕微鏡)

[Å]オーダー

ペンタセン、ペンタセンキノン、オクタン、カーボンナノチューブ、フラーレン、グラファイト、グラフェンシート、ポルフィリン、ブタジエン、ジクロロベンゼン、フタロシアニン、ポリアセチレン、方解石、比較的小さな分子構造の材料

金属、半導体、無機化合物の結晶表面

AFM(原子間力顕微鏡)
STM(走査型トンネル顕微鏡)
STS(走査型トンネル分光法)
KPFM(ケルビンプローブフォース顕微鏡)

[Å]オーダー

Si(111)DAS7×7、Si(001)-3×1:H、Si(001)-c(4×2)、Si(111)√3×√3-Ag、Ag(111)上に置かれたBi原子、RuO2(110)、TiO2(110)、Au(001)、金属触媒、マイカ(雲母)

上記の試料の類別によるアプローチではなく、SPM画像のデジタル処理に興味のある方は、以下のページにお進みください。

SPM画像デジタル処理

SPM実験画像、および、シミュレーション画像に対して、好みや目的に応じたデジタル加工をほどこします。
フーリエ変換処理、コントラスト調整、エッジ抽出、ノイズ除去等の、基本的なデジタル画像処理が可能です。
SPM実験画像から探針形状を推定する機能、ニューラルネット学習による実験画像の補正機能なども用意されています。


この実験画像は、東京工業大学・大学院総合理工学研究科、 材料物理科学専攻、量子表面講座、平山博之教授より 提供されたものです。

上記のリストの中に、自分の目的に合った試料が見つからない場合、 あるいは、希望するデジタル加工処理機能が見当たらない場合は、こちらまでメールでご連絡ください。
なお、このメールには、お客様がどの箇所でつまづいたかを識別するための記号が、「件名」に挿入される仕組みとなっております。




もどる