電磁界解析マックスウェル方程式を解くことにより、電磁界強度計算を行い、電磁界解析や光学解析に用います。
媒質特性や計算する物理量などにより、モデリング・最適手法を選択し、目的に応じたコーディングを行います。
[製品概要]
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レーザー溶接計算に関連する保有技術につい て2004.04.13
レーザーを応用した溶接計算には流体計算、状態計算の他にレーザー励起過程の計算が必要となります。 当社はCIP-GCUP法(圧縮・非圧縮統一解法)による流体計算の技術を保有しております。この計算方法では対象物質の状態(固体・液体・気体)によら ず同じ解法で計算します。 また、計算方法において固体は粘弾性-弾塑性体としてモデル化し、流動体として計算します。 流体計算の分野において当社には人工衛星の大気突入や乱流計算など航空機関連で多くの実績が有ります。 また、レーザー励起過程の計算に必要なrate equation(反応速度計算)についての知見と技術をも保有しております。本目的のためにはレーザーの励起状態のモデル計算が重要です。このモデル計 算ではレーザー光による空気の電離やプラズマ発生について、励起状態をrate equationにより求めます。この計算によりプラズマから溶融状態へのエネルギー伝達を計算することができ、レーザー解析に必要な輻射エネルギーを求 めることができます。この結果、プラズマ発生の効果を評価する事が可能になります。 弊社ではrate equationによる高エネルギー照射下での欠陥集合体形成過程の計算や固体のレーザー励起発光過程の計算等への応用の実績があります。 |