情報・統合プラットフォームの開発

• 統合する時のコンセプト
  • 今まで信頼を得た資源を連結し、人為的要素を抑えたシミュレーション世界 の構築を目指します。
  • 計算科学の観点から、蓄積された資源を時間・空間マップに置き、連結部分を考えます（図参照）。
  • 連結/囲い込む領域は、お客様の目的に依存して一意ではありません。

    注意点として、このようなプラットフォームは、連結部分の一貫性を満たすことが必要で、
    データ の意味や関係、つまり科学を理解する者がお客様と議論し、柔軟に対応しなければなりません。

• 統合した時のメリット
  • 他(同)領域との連結・集約を図ることで、新しい発見が見込めます。
  • 作業効率を向上させます。
  • 統合物の一部を公開する場合、使用者層の拡大や商用化の道が開けます。

• GUIベースによる統合　-使い易さのために-
  • 言語：JAVA, C++, C
  • 前処理： 入力支援やエラー検出
  • 本計算： 計算のモニタリング
  • 後処理： 可視化、計算値の実験変数への変換（計算と実験が直接比較出来ない時）
  • データ管理： 登録・保存・削除； 圧縮； 検索・参照

    例えば、計算ソフトとそれに関連のデータを統合する時、上のような構成になります。
    必ずしもこの限りではなく、列挙した機能のどれかを補充したり、お客様の構成で統合したりと
    組み合わせは様々です。その分、付加される価値も様々でしょう。